敬語の問題ってどういうのが出るの?共通テストで8割取るために必要な敬語の知識とは!?
こんにちは。現役古文塾講師のゆうとです。
今回は共通テストで出題されやすい
敬語の問題を紹介します。
前回の記事では共通テストで8割取るには
敬語を勉強しないといけない
という話をしましたね。
そして、
主語を特定するのには敬語が必要で、
敬語が分からなかったら文章を
読むことができないという話も
しました。
今の話がわからなかった人は
前回の記事を読んでみてくださいね!
さあ、
いよいよ今回の本題に入りますが、
その前に質問です。
敬語の種類を全て
覚えていれば、
共通テストで敬語の問題への
対応ができると思いますか?
答えは❌です。
共通テストでは、敬語の種類よりも
敬意の方向を聞かれます。
「敬意の方向って何?」って思った人にも
分かりやすいように説明していきますね。
敬意の方向というのは
誰が誰に敬語を使っているかの
ことです。
そして、
敬意の方向には、
決まり事があります。
そして、これさえ覚えてしまえば、
敬語の問題で無双できます。
敬意の対象は以下のようになります。
〈尊敬語で地の文〉
書き手 → 主体
(作者) (動作をする人)
〈尊敬語で会話文〉
話し手 → 主体
〈謙譲語で地の文〉
書き手 → 客体
(動作を受ける人)
〈謙譲語で会話文〉
話し手 → 客体
※地の文とは会話文以外の
文章のことを指します。
ただがむしゃらに
敬語の種類を覚えても
共通テストでは
何の役にも立ちません。
だから、
敬語の種類と同時に
敬意の方向も覚えましょう。
去年の共通テストにも
敬意の方向に関する問題は
出題されていました。
そして、
この問題はセンター試験の頃から
出題され続けているので、
今年の共通テストでも
出題される確率はかなり高いです。
だから、
絶対に覚えておいた方がお得です!
頑張って覚えましょう!!
では。