古典教師@ゆうと

偏差値40台だった僕がたった3ヶ月で共通テストの古典•漢文で安定して8割取れるようになったノウハウを詰め込んだブログです。

敬語の問題ってどういうのが出るの?共通テストで8割取るために必要な敬語の知識とは!?

こんにちは。現役古文塾講師のゆうとです。

今回は共通テストで出題されやすい

敬語の問題を紹介します。

 

 

 

前回の記事では共通テストで8割取るには

敬語を勉強しないといけない

という話をしましたね。

そして、

 

 

 

主語を特定するのには敬語が必要で、

敬語が分からなかったら文章を

読むことができないという話も

しました。

 

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今の話がわからなかった人は

前回の記事を読んでみてくださいね!

 

 

 

さあ、

いよいよ今回の本題に入りますが、

その前に質問です。

 

 

 

敬語の種類を全て

覚えていれば、

共通テストで敬語の問題への

対応ができると思いますか?

 

 

 

答えは❌です。

共通テストでは、敬語の種類よりも

敬意の方向を聞かれます。

 

 

 

「敬意の方向って何?」って思った人にも

分かりやすいように説明していきますね。

 

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敬意の方向というのは

誰が誰に敬語を使っているかの

ことです。

そして、

 

 

 

敬意の方向には、

決まり事があります。

そして、これさえ覚えてしまえば、

敬語の問題で無双できます。

 

 

 

敬意の対象は以下のようになります。

 

〈尊敬語で地の文〉

書き手 主体

(作者)  (動作をする人)

 

〈尊敬語で会話文〉

話し手 → 主体

 

〈謙譲語で地の文〉

書き手 客体

      (動作を受ける人)

 

〈謙譲語で会話文〉

話し手 客体

 

※地の文とは会話文以外の

   文章のことを指します。

 

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ただがむしゃらに

敬語の種類を覚えても

共通テストでは

何の役にも立ちません。

 

 

 

だから、

敬語の種類と同時に

敬意の方向も覚えましょう。

 

 

 

去年の共通テストにも

敬意の方向に関する問題は

出題されていました。

そして、

 

 

 

この問題はセンター試験の頃から

出題され続けているので、

今年の共通テストでも

出題される確率はかなり高いです。

 

 

 

だから、

絶対に覚えておいた方がお得です!

頑張って覚えましょう!!

では。