敬語ってどれくらい大切なの?敬語を学ぶことで得られるメリットとは!?
こんにちは。現役古文塾講師のゆうとです。
今回は敬語を学ぶことで得られるメリット
について話します。
実際のところ敬語ってどれくらい
重要度が高いと思いますか?
動詞や助動詞や単語に比べると
重要度は低くなります。
でも、
もしあなたが共通テストで8割以上を目指すならば覚えなくてはいけません。
正答率が低いから自分も間違え
ても大丈夫!と思っている人は
絶対に共通テストで
8割も取れません。
なぜかって?
そもそも共通テストで8割取れる人が
全体の20%しかいないからです。
つまり、
共通テストで8割取りたいならば、
正答率の低い敬語の問題にも
正解しなくてはいけません。
敬語の重要度が分かったところで
次は敬語を学ぶことで得られるメリット
について話します。
敬語が分かることで1番得られるメリットは
主語の特定ができることです。
古文の文章には
基本的に主語が書かれていません。
だから、
敬語を使って主語を特定するのです。
つまり、
尊敬語が使われた文の主語は偉い人で、
謙譲語が使われた文の主語は身分が低い人
だということが分かります。
そして、仮に
途中で主語を完全に見失ってしまっても、
敬語を使って読解を復活させることも
できます。
逆に、
敬語が分からなかったら
主語の特定ができなくて、
古文の文章をきちんと読むことができません。
文法問題対策として敬語を勉強する
という意味もありますが、
それだけではないことが
良く分かったと思います。
敬語の勉強をして、
古文の文章をきちんと読めるように
なりましょう。
では。