助動詞頻出度No.1「む」の意味全部言えますか?「む」の意味を瞬時に判別する方法とは!?
こんにちは。現役古文塾講師のゆうとです。
今回は助動詞界の頻出度No.1「む」
について話します。
助動詞の「む」ってよく出てきませんか?
それ気のせいじゃないんです!
実は
平成25年度から去年の共通テス
トまで助動詞に関する問題は
100%出題され続けています。
そして、
その中でも
助動詞「む」は40%の確率で
出題されています。
つまり、
2分の1の確率で共通テストで
助動詞「む」に
出くわすということです。
だから
助動詞「む」を理解していな
かったら共通テストで確実に
1問落とすことになります。
そんなの嫌ですよね?
だったら今日覚えてしまいましょう!
まずは、
助動詞「む」の意味の復習をしましょう。
助動詞「む」には、推量、意志、
適当•勧誘、仮定•婉曲
の意味がありましたね。
ここで
意味は分かるけど、
種類が多すぎて使い分けができない!
と思った人もいますよね?
大丈夫です。
主語が一人称 → 意志
主語が二人称 → 適当•勧誘
主語が三人称 → 推量
というように決まっているんです。
そして、例外なく
文中「連体形」なら
仮定•婉曲になります。
例えば、
「世にあらむ者」という文中の「む」は
後ろに名詞があるため
連体形になります。
だから、
今回の「む」は仮定の意味になります。
何度も言いますが、
たった1問くらい落としても大丈夫!
と思っている人は
大学受験で失敗します。
私は塾講師をしている中で
たったの1問のミスで第一志望大学に落ちた
生徒をたくさん見てきました。
みなさんにはそうなって欲しくはありません
だから
助動詞を馬鹿にしないできちんと
覚えてくださいね。
では。