助動詞って全部覚えてる?助動詞を覚えないといけない理由とは!?
こんにちは。現役古文塾講師のゆうとです。
今回は助動詞を覚えないといけない理由
について語ります。
いきなりですが、質問です。
あなたは共通テスト古文で助動詞が
絡んでくる問題がどれくらい
出題されているか知っていますか?
全体の70%です。
実は動詞と同じくらい重要度が高いんです。
共通テスト古文では、動詞と単語と助動詞
だけで全体の70%以上出題されています。
重要度が分かったところで、
次はどのような問題が出題されているのか
について話していきます。
助動詞は様々な意味を持っていて、
大学入試ではそれらの区別が求められます。
例えば、有名な助動詞に
「けり」というものがあります。
そして、「けり」には
過去で訳す意味と
詠嘆で訳す意味が存在します。
ここで質問です。
あなたはこの違いを理解していますか?
正直分からない人も
いるのではないでしょうか?
詠嘆は気づきの「けり」とも
言われていて、和歌の中で
のみ使います。
つまり、和歌以外で「けり」が出てきたら
過去の意味で訳せば良いのです。
今回出題した問題は過去のセンター試験で
実際に出題されています。
そして、
助動詞の意味を判別する問題は
共通テストに変わってからも
出題され続けています。
助動詞の意味だけではなく、
判別する方法についても
覚えるようにしましょう。
受験で1番差がつくのは助動詞です。
しっかりと覚えて周りと差をつけましょう。
では。