形容動詞の連用形に「なり」と「に」の2種類ある理由って知ってる?正答率30%以下の形容動詞に関する問題とは!?
こんにちは。現役古文塾講師のゆうとです。
今回は共通テストで正答率が30%以下の
形容動詞に関する問題を紹介します。
30%の人しか解けない問題なら
別にできなくても良くない?
と思った人もいるかと思います。
でも、それで本当に大丈夫でしょうか?
「大丈夫!」と思った人に質問です。
現役高校3年生が第一志望の大学に受かる確率
をあなたは知っていますか?
実は
全体のたった10%の人しか
第一志望の大学に
合格できません。
だから正答率30パーセント以下の問題でも、
もし第一志望の大学に合格したいならば、
正解しなければいけません。
どうですか?
やっと危機感が出てきたのでは
ないでしょうか?
そこで、
いよいよ本題に入ります。
形容動詞にはナリ活用とタリ活用が
あることは知っていますよね?
そして、
両方とも連用形は2種類あります。
ナリ活用の連用形には「なり」と「に」
があり、タリ活用の連用形には
「たり」と「と」があります。
さらに重要なことは
「なり」と「たり」の真下には
助動詞しか付かなくて、
「に」と「と」の真下には助動
詞以外が付くということです。
この違いに関する問題は
去年の共通テストまでの間、
毎年出題されています。
さらに、
この違いが分かることで
文法問題にも強くなります。
例えば
「なり」や「たり」があったら
その下は助動詞しか来ないと予想できます。
そして、選択肢から助動詞以外を消すことが
できて、正答率が上がります。
正答率が30%以下の問題にも正解して、
第一志望の大学への合格を掴みましょう。
では。